【速報】斎藤前知事失職に伴う兵庫県知事選 維新が清水参院議員の擁立で調整 吉村氏「適任者の1人」元ABCアナウンサー
斎藤元彦知事(46)の失職に伴う兵庫県知事選に、県議会第二会派の「維新」が清水貴之氏(50)を擁立する方向で調整を進めていることが関係者への取材で分かりました。
大阪府知事を務める日本維新の会の吉村洋文共同代表は2日、「有力な候補が清水さんなのは事実。11年間、維新のメンバー、兵庫の議員としてやってきた適任者の1人。最終的には、地元のメンバーの意見が大事なので尊重したい。県議団の意見がもっとも重要」と語りました。
参議院議員の清水貴之氏は福岡県生まれ。
朝日放送でアナウンサーを務め、退社後に2013年の参院選で兵庫選挙区から出馬し初当選し、現在は2期目です。次期衆院選では、日本維新の会の候補としてくら替えして、兵庫8区から出馬する予定でした。
兵庫県議会で第二会派の「維新」は知事選に独自候補の擁立を検討してきましたが、関係者によりますと、清水氏が立候補する方向で調整に入ったことが分かりました。清水氏は2日午後にも維新県議団の会合に出席し、今後の協議をする予定だということです。
11月17日に投開票が行われる兵庫県知事選には、斎藤前知事に加え、医師で無所属の大沢芳清氏(61)が「共産」の推薦をうけ出馬を表明しているほか、元経済産業省の官僚で兵庫県立大学客員教授の中村稔氏(62)が1日に出馬を表明し、最大会派の「自民」が支援や推薦をするかどうかについて検討しています。
さらに、前尼崎市長の稲村和美氏(51)が出馬する意向を示しています。