盗んだ時計の「売却役」は複数人か ロレックス172本を配送車ごと窃盗 海外で転売された可能性も
ロレックスの高級腕時計172本を配送車ごと盗んだとして男7人が逮捕された事件で、時計を売りさばく「売却役」が複数人いるとみられることがわかりました。
25日送検された韓国籍の黄裕司容疑者(40)と尾崎拓真容疑者(33)は今年5月、高級腕時計のロレックス172本、約2億8000万円相当を配送車ごと盗んだ疑いがもたれています。
黄容疑者は実行役とみられるほか、尾崎容疑者は兵庫県内の買い取り店でロレックス1本を177万円で売却していたということですが、その後の取材で、別の複数の人物が数本の腕時計を他の店でも売却していたことがわかりました。
この事件では、ほかにも指示役や実行役ら5人が逮捕されていますが、腕時計の大半は見つかっておらず、警察は海外で転売された可能性もあるとみて、共犯者の行方を追っています。