知人の遺体遺棄する前「特定されると思い、上着脱がせた」顔にテープ巻き窒息死させた疑いで逮捕の男　飲食店経営めぐりトラブルに

　知人の男性の顔に粘着テープを巻いて窒息死させたとして逮捕された男が、遺体を海に投げ入れる際に「模様で特定されると思い、上着を脱がせた」と話していることがわかりました。

　飲食店経営者の中村僚希（ともき）容疑者（27）は去年10月、知人の宮城竜斗さん（当時26）の口や鼻に粘着テープを巻きつけるなどして窒息させ、殺害した疑いがもたれています。

　中村容疑者は、大阪府岸和田市内で宮城さんの遺体を海に遺棄した罪ですでに起訴されていますが、捜査関係者によりますと、調べに対し、「柄や模様で特定されると思い、上着を脱がせた」と話していることがわかりました。

　また、中村容疑者は遺体を海に投げ入れたとみられる1時間ほど前に、「遺体を隠すためホームセンターでロープやシートを購入した」とも話しているということです。

　中村容疑者は、宮城さんと飲食店を共同経営する計画をめぐってトラブルになっていたといい、警察が、いきさつを詳しく調べています。