【車上荒らしの一部始終】路上に停めた車からバッグ盗み逃走「まさか盗まれるとは」わずか2分間の犯行「こんな身近に犯罪者がおるんか…」

　路上に停めた車を離れたわずか「2分間」に起きた窃盗事件。ドライブレコーダーに一部始終が映っていました。

　これは、7月下旬、大阪市東淀川区の路上で撮影されたドライブレコーダーの映像です。

　画面の左側、自転車に乗った人物が車の脇を通り過ぎたあと…、振り返って車を見つめながらUターンしてきました。そして、目の前に自転車を停めると…。

　所有者が戻ってくるのを警戒しているのか、同じ方向を何度も確認。そして、次の瞬間、車の左側に回り込みました。

　映像をよく見ると…、フロントガラスには男が車の助手席のあたりから何かを取り出すような動きが確認できます。その後、男は直前にはなかったバッグを手に抱え、再び自転車に乗り、走り去っていきました。

　被害にあったのは20代の男性。助手席に置いていた現金やクレジットカードが入った財布やカバンが盗まれ、被害額は約12万円。鍵をかけずに車を離れたわずか2分ほどの間の犯行でした。

　被害にあった男性
「ちょっと油断してしまったなというのはあります。鍵を開けていたので…。（被害に）気付いたときは、“まさか盗まれるとは”と。こんな身近に犯罪者がおるんかと…」

　男性は被害届を提出。警察が窃盗の疑いで男の行方を追っています。

　警察は「短時間でも車から離れる際は必ず鍵をかけ、荷物を車内に置かないように気をつけて」と呼びかけています。