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打ち上げ直後に爆発した民間小型ロケット「カイロス」2号機は12月14日打ち上げ 和歌山・串本町 「利便性高い宇宙輸送サービスの確立がミッション」

2024年10月9日 19:23
打ち上げ直後に爆発した民間小型ロケット「カイロス」2号機は12月14日打ち上げ 和歌山・串本町 「利便性高い宇宙輸送サービスの確立がミッション」

 打ち上げ直後に爆発した民間の小型ロケット「カイロス」について、2号機の打ち上げが12月14日に決まりました。

 今年3月、和歌山県串本町の日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」が打ち上げられたものの、直後に爆発しました。

 開発したスペースワンは、2号機を12月に打ち上げる方向で調整していましたが、12月14日の午前11時から11時20分ごろに打ち上げると発表しました。2号機には、複数の衛星が搭載される予定で、成功すれば国内では初めての民間企業による衛星の軌道投入となります。

 スペースワンの豊田正和社長は「日本の宇宙ビジネスの要となる利便性の高い宇宙輸送サービスを確立することがミッションで、期待に応えられるよう まい進していく」とコメントしています。