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大阪・豊中市で“不在者投票”525票が『無効票』に 封筒と投票用紙が混在して放置…開票後に発見

2024年10月28日 18:01
大阪・豊中市で“不在者投票”525票が『無効票』に 封筒と投票用紙が混在して放置…開票後に発見
豊中市役所

 豊中市選挙管理委員会は28日、前日に行われた衆院選の不在者投票で“開票漏れ”があり、525票が無効票になったと発表しました。

 市選管によりますと、28日午前1時ごろ、投票者数と用紙の数に差があることが判明し、原因を調べていたところ、午前7時半ごろに、公用車に積まれていた開封済みの封筒が入った複数の箱の中から、不在者投票525票の投票用紙が見つかりました。

 不在者投票として届いた開封済みの封筒と投票用紙が混在した状態で箱の中に置かれ、職員が箱の中に投票用紙が入っていることに気づかずに放置されていたことが原因だということです。

 公職選挙法施行令では、投票を締め切る午後8時までに投票箱に投函しなければ無効となるため、開票されなかった525票が無効票となりました。

 市選管は「投票者のご意志を選挙結果に反映できなかったことについては大変申し訳なく思います。今回のことはしっかりと検証し、今後二度とこのようなことが起こらないよう、努めてまいります」とコメントしています。

最終更新日:2024年10月28日 18:50