【速報】岸和田市長に市議会「不信任決議案」賛成多数で『可決』 10日以内に議会解散か辞職・失職へ 女性との不倫・性的関係めぐり裁判で和解
岸和田市の永野市長の女性との性的な関係をめぐって、20日、市議会に市長の不信任決議案が提出され、出席者の4分の3以上の賛成多数で可決されました。
大阪府岸和田市の永野耕平市長は、性的な関係を強要したとして、府内の女性から提訴され、11月、解決金500万円を支払うことなどで和解しました。
永野市長は、女性と不倫関係にあったことは認めて謝罪し、所属していた大阪維新の会に離党届を提出(党からも離党勧告処分)して受理された一方、関係の強要は否定し、市長の職を続投する意向を示してきました。
これに対し市議会は、市長の説明に納得がいかないとして辞職を求める声があがり、9日から20日までの間、本会議や委員会への出席を拒否する申し入れ書が出され、さらに19日、「混乱を招いた責任は大きい」などとして、市長の不信任決議案を提出することを決定。
永野市長は欠席する中、不信任案が議会に提出されました。
維新や一部議員は「市民の影響を最小限にしなければならない」「選挙費用が無駄になる」などと不信任案に反対する意見も出ましたが、賛成20票、反対4票で、出席者の4分の3以上の賛成多数となり、可決されました。
永野市長は欠席する中、不信任案は即日採決され、出席者の4分の3以上が賛成し、可決されました。市長は10日以内に議会を解散しなければ、自動的に失職することになります。この後、永野市長が取材に応じる予定です。