【速報】大阪・関西万博「日本館」で北朝鮮の“日本人拉致問題”ブース設置を国に求める意見書案を可決「命をテーマにした万博で発信を」大阪府議会
2025年の大阪・関西万博で日本政府が出展する「日本館」で、北朝鮮による拉致問題に関するブースを設置するよう国に求める意見書案が5日、大阪府議会で、賛成多数で可決されました。
意見書では、万博会場には世界中から多くの人々が訪れることから、この機会に広く世界の人々に日本の“最重要課題”である拉致問題を知ってもらうべきであると指摘。
国際社会に対して、拉致問題の解決に向けた強い決意を示すため、政府が主導する「日本館」で「北朝鮮にいる拉致被害者を誰一人取り残さない」というメッセージを込めた拉致問題に関する展示ブースを設置するよう強く要望するとしています。
府議会での可決後、吉村知事は報道陣に対し、「拉致被害は解決しなければならない重要な課題。(北朝鮮による)人権侵害が今も続いている。“命”ということをテーマにした万博で、発信できるブースを作ってもらいたい」と語りました。