「絶滅危惧種の貝を守ろう」園児が川魚を放流 真庭市
岡山県の天然記念物で絶滅が危惧されている貝を守ろうと、真庭市の子ども達が川魚のアマゴを放流しました。
絶滅危惧種で県の天然記念物に指定された「カワシンジュガイ」は、最大16センチにもなる淡水の二枚貝です。
県内唯一の生息地とされる真庭市蒜山の天谷川には、近くの子ども園の5歳児が訪れ、カワシンジュガイが幼生期に、川魚のアマゴのエラやヒレに寄生して成長する事を学びました。そして、カワシンジュガイを保護するため用意されたアマゴ150匹を放流しました。
カワシンジュガイは生まれてから2か月ほどアマゴに寄生した後、稚貝として砂の中で過ごすということです。