和気町「オーガニックビレッジ宣言」有機農業の振興 地域活性化めざし
岡山県和気町は、有機農業の生産から消費まで町ぐるみで一貫して取り組み、有機農業の振興を図る「オーガニックビレッジ宣言」を、県内で初めて行いました。
オーガニックビレッジは、有機農業の生産から消費まで一貫して地域ぐるみで取り組む市町村で、宣言すると国から交付金などが受けられます。
和気町では去年から、子ども達を対象に田植えや収穫体験などを実施するなど、町ぐるみで農業振興に努め、理解を深めてきました。今後は国の有機JAS認証を受けるなど、環境への負荷が少ない方法に取り組みながら、5年間で有機栽培の面積をおよそ5倍にして収益力を高める計画で、和気ブランドの野菜を生かした地域活性化に繋げるとしています。
(生産者は)「消費者が食べて、皆さんが家庭菜園でも何でも農薬を使用しないで(野菜を)作って頂きたい。」
岡山県でオーガニックビレッジ宣言を行ったのは和気町が初めてで、全国では香川県三豊市など93の市町村が行っています。