「結婚したい」8割以上　岡山県民意識調査

　少子化の歯止めや地域の活性化につながる事が期待されます。岡山県が県民を対象に行った意識調査の結果、8割以上が結婚をしたいと考えていることが分かりました。

（伊原木隆太知事）「いま結婚したい人が結婚をし、子どもを持ちたい人が持ちたい子どもの数を持つ事が出来れば、出生率は大幅に上昇する。」

　岡山県が去年9月から11月にかけて、県内の49歳以下の男女や子育て世帯の保護者などおよそ3万人を対象に行った意識調査では、結婚を希望する男女は8割以上に上ったということです。

　その一方で「結婚出来そうにない」と答えた人は3割を超えました。また、出産の希望は「2人」が半数を超えたものの、経済面の負担などから実現は難しいとの回答も多く寄せられたということです。

　会見で伊原木知事は、有識者の民間組織が発表し県内でも10市町も含まれている「消滅可能性自治体」について触れながら、結婚や子育てがしやすい地域づくりに引き続き取り組む姿勢を示し、課題解消に意欲を見せました。