赤ちゃん3人遺棄事件　2番目に生まれた赤ちゃんの遺棄容疑で母親を再逮捕

　高松市のアパートで2月、赤ちゃん3人の遺体が見つかった事件で、警察は23日、2番目に生まれた赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いで35歳の母親を再逮捕しました。

　死体遺棄の疑いで再逮捕されたのは、高松市番町の無職、山下あゆみ容疑者35歳です。この事件は今年2月、山下容疑者の自宅アパートから3人の赤ちゃんの遺体が見つかり発覚。山下容疑者はこの内、2018年12月頃と去年6月頃に出産した男の子2人の遺体を遺棄したとして、既に逮捕起訴されていて、今月19日の初公判で起訴内容を認めています。

　その後の捜査で、残る1人についても2020年4月頃に出産した男の子だとわかり、警察は山下容疑者が遺棄した疑いが強まったとして、23日再逮捕しました。

　調べに対し山下容疑者は「亡くなった赤ちゃんを押し入れに放置した」と容疑を認めていて、警察が、動機や3人が死亡した経緯についても詳しく調べています。