大手機械メーカーIHIは、子会社の「IHI原動機」でデータの不適切な修正が行われていたと発表しました。データの改ざんとみられ、国土交通省が新潟県内の工場へ立ち入り検査に入りました。

（リポート）
「国交省の職員が門を通って敷地の中に入っていきました。これから新潟工場の立ち入り検査が行われます」

立ち入り検査が行われたのは新潟市東区にあるIHI原動機の新潟内燃機工場です。

会社側の説明によると不正があったのは漁船などの「船舶用エンジン」と、発電装置や鉄道車両などの「陸上用エンジン」です。

2003年以降に出荷したエンジンの約8割にあたる4361台でデータの改ざんが行われていたということです

立ち入り検査では、不正の詳細な経緯や事実関係について確認を進めるとみられます。