高知県安芸市の伝統野菜・入河内（にゅうがうち）大根をまるごと堪能するユニークな日帰りバスツアーが企画され、参加者が大きなダイコンの収穫に挑戦しました。 1月14日、安芸市の入河内地区で地域の伝統野菜「入河内大根」を収穫体験し、美味しく頂く体験ツアーが開かれました。高知市の高知新聞観光が初めて企画したもので、18人が参加しました。 入河内大根は、1本が5キロから6キロと大きなダイコンで、葉の付け根が鮮やかな赤紫色をしているのも特徴です。参加者は「入河内大根のこそう会」の会長・有澤俊明さんからまず収穫するコツを教わり、収穫体験が始まりました。 大きな入河内大根と格闘する参加者。ぐりぐり回しながら引き抜こうとしますが、その大きさに悪戦苦闘の様子。 参加者は、笑顔で入河内大根の収穫を体験しました。 入河内地区では生産者12軒が30アールの畑で約3000本を育てていて、1月から2月にかけて収穫シーズンとなるそうです。まさに旬の野菜。 昼食は、地域の集落活動センターで特製のお弁当がふるまわれました。メニューはもちろん入河内大根づくし。はさみ揚げや、洋風煮込み、フライド大根、豚汁など贅沢な料理がずらり。入河内大根の味の特徴は甘みがあり、きめ細かさ、シャキシャキとした食感で生でも楽しめるところです。 参加者は安芸市特産のダイコンをたっぷり堪能し、大満足の様子でした。

1月14日 18:44