◇プロ野球セ・リーグ 阪神6x-5DeNA(1日、京セラドーム)

近本光司選手が延長12回にサヨナラタイムリーを放ち、阪神が開幕2連勝しました。

5-5の同点で迎えた延長12回。阪神はDeNAの守護神・山崎康晃投手から四球と2本のヒットで、2アウト満塁のチャンスを作ると、打席にはここまで2安打を打っている近本選手。

2ボール2ストライクから5球目のストレートをセンターへ打ち返し、阪神がサヨナラ勝ちしました。

▽以下、近本選手の主なヒーローインタビュー

――サヨナラを決めた今の気持ち

「最高です！」

――2アウトから回ってきたあの打席。どのような気持ちで迎えましたか？

「僕より前に決めてくれと思ってました」

――タイガースファンの大きなチャンステーマが打球を後押ししたんじゃないですか？

「打席の中でも集中したいのに、すごい歓声で（笑）ちょっと冷静にもなれていたので、最高です」

――打球がセンターの頭上を越えた瞬間、どんな思いになりましたか？

「とにかく越えろとしか思ってなかったですけど、その打席に立てたのも（12回表に投げた）富田（蓮投手）がつないでくれたし、糸原さん…あとは誰やったかな（笑）糸原さんのライト前ヒット感動して、そこから小幡（竜平）と（坂本）誠志郎さん。本当によかったです」

――ルーキーの富田投手のマウンドをどのように後ろ（センター）から見守っていましたか？

「スライダーが入っていなかった（笑）アウトコースのストレートはビタビタでよかったので、僕は安心して堂々としていたので、よかったと思います」

――開幕戦は先制をして勝利、そして今日はひっくり返してのサヨナラ勝ちです。最高の形で明日を迎えられそうですね？

「どんな形でも最後までしっかり諦めず全員で戦っていきます」

――ファンの大きな声援、トランペット、六甲おろしも帰ってきました。ファンとこれからに向けて力強いコメントお願いします。

「今日も長い時間、応援ありがとうございます。皆さんの声援、本当に力になっているので、まだ2試合ですけど、これから先どんどん選手たちの背中を押して、ファンの皆様全員で長いシーズン戦っていきましょう。ありがとうございました」