26日(日)夕方までの予想降雪量
25日(土)から26日(日)にかけて、日本付近は冬型の気圧配置が強まる見込みです。北日本から西日本の日本海側では広く雪が降り、風も強まってふぶく所もありそうです。
◇◇◇
■山沿い中心に大雪おそれ 北風も強く吹雪も
25日(土)から26日(日)にかけて、日本付近では冬型の気圧配置が強まって、平地でも雪となる目安の上空1500メートル付近で-6℃以下の寒気が列島をすっぽりと覆う予想です。
この影響で、北海道から中国地方にかけての日本海側では広い範囲で雪となり、山沿いを中心に大雪となるところもありそうです。
降雪量の分布を見ると、特に北海道の日本海側から北陸の山沿いで多い予想となっていて、24日(金)夕方から26日(日)夕方までの48時間で、多い所では50センチ以上の雪が降るところがありそうです。積雪の増加による交通障害や屋根からの落雪、電線への着雪などに注意が必要です。
また、沿岸部を中心に北風も強まり、ふぶく所もあるでしょう。見通しの悪化や吹きだまりなどにもご注意ください。
■25日(土)は関東でも一部で雪か
そして、雪が降るのは日本海側だけではありません。25日(土)午後は、関東で風と風がぶつかり合うシアーラインが形成され、周辺では雪雲が発生する見込みです。
関東の上空には、降水があれば雪となる目安の寒気が流れ込む予想で、山梨や静岡、神奈川、東京などを中心に雪の降るところがありそうです。
東京都心では降ったとしても、ちらつく程度ですが、山梨の富士五湖や静岡の山間部、箱根などでは、25日(土)夕方までの24時間に、3センチから5センチ程度の降雪が予想されています。
週末に箱根や富士五湖方面に車でお出かけの方は、冬用タイヤやチェーンを携行するなど雪道対策を万全にするとともに、最新の交通情報や気象情報をご確認ください。
