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冬型続く 北日本や北陸では大雪注意 雪雲は一部の太平洋側にも流入

2023年2月15日 11:45
冬型続く 北日本や北陸では大雪注意 雪雲は一部の太平洋側にも流入
上空寒気の様子(15日朝)

15日(水)も日本付近は冬型の気圧配置が続いていて、日本海側の地域では広く雪が降っています。北日本の日本海側や北陸では、雪の降り方が強まって大雪となるおそれもあり、交通障害などに十分な注意が必要です。

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15日(水)も日本付近は冬型の気圧配置が続いていて、上空には強い寒気が流れ込んでいます。降水があれば平地でも雪となる目安の上空1500メートル付近で-6℃以下の寒気が本州付近をすっぽりと覆っていて、さらに強い、-12℃以下の真冬並みの寒気が西日本の日本海側まで流れ込んでいます。

この影響で、北海道と東北の日本海側や北陸では昼ごろにかけて雪の降り方が強まり、山沿いを中心に大雪となる所がありそうです。16日(木)朝までに予想される降雪量は、多い所で30センチ。

夜にかけては次第に雪の降り方は弱まる見込みですが、予想以上に発達した雪雲の流入が続いた場合は、警報級の大雪となる可能性もあります。

大雪による交通障害や建物や農業施設への被害、屋根からの落雪、なだれなどに十分な注意が必要です。

また、雪雲は日本海側だけでなく一部太平洋側にも流れ込んでいて、近畿や東海でも雪やみぞれを観測した所があります。太平洋側では積もるような降り方はしませんが、路面の凍結による交通障害などにお気を付けください。

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