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北日本では2日(木)にかけて大荒れの天気に…猛吹雪や融雪災害など警戒

2023年2月1日 13:03
北日本では2日(木)にかけて大荒れの天気に…猛吹雪や融雪災害など警戒
雨や雪・風の予想(1日午後6時)

1日(水)から2日(木)にかけて、日本海を発達しながら進む低気圧が北日本を通過します。北日本の日本海側から北陸を中心に雨や雪が降り、風も強まって大荒れの天気となるおそれがあり、警戒が必要です。

■低気圧“急発達” 暖かな空気で融雪災害おそれも

発達中の低気圧が日本海を東に進んでいて、1日(水)夜には北日本に近づき、2日(木)朝にかけて北海道付近を通過する見込みです。また、この低気圧から伸びる前線が1日(水)夜にかけて東北や北陸付近を通過するでしょう。この影響で、北日本から北陸では雨や雪が降り、断続的に雪の降り方が強まって大雪となる所もありそうです。

一方、低気圧や前線に向かって南から暖かな空気が流れ込むため、東北や北陸の平地では、雪ではなく雨の降る所があるでしょう。各地、前日と比べて気温も高くなりますので、雪崩や屋根からの落雪など、雪どけによる災害にも十分な注意が必要です。

■低気圧通過後は冬型強まり猛吹雪警戒

低気圧や前線が通過した後は、上空に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まります。1日(水)日中は雨が降る日本海側沿岸部でも、夜は次第に雪に変わり、2日(木)にかけて断続的に雪が降り続く見込みです。

また、北日本を中心に風も非常に強く、雪を伴った暴風が吹き、視界不良や吹きだまりによる交通障害が発生するおそれがあります。

猛吹雪や暴風に警戒し、高波や落雷、竜巻などの激しい突風などにも注意が必要です。