タレントの岡部まりさんが自身のブログを更新し、19日に大阪府内の病院で、肺がんと間質性肺炎のため81歳で亡くなった上岡龍太郎さんを追悼しました。

人気バラエティー番組『探偵！ナイトスクープ』で局長を務めた上岡さんと、秘書として共演していた岡部さんは「今も驚きの方が続いています」とし、「もう、個人的なお付き合いがなくなってから久しいのですが、上岡局長時代にたっぶりと唯一無二の、匠な話芸に触れてまいりましたので一生分楽しめる時間をいただいた、と思ってきました。その魅力的な存在感が今も生き生きと私のなかで息づいています」と、つづりました。

さらに当時を振り返り、「どんな質問にも質問者が気づきもしない高さと深さと濃やかさで軽妙に即答されました。そこにひねりと笑いも加味されていました。日々是遺言　あの頃からこの言葉をよく仰っていましたが、懐かしさと有りがたさが今更ながら込み上げてきます」と、上岡さんの言葉とともに懐かしみました。

また、上岡さん本人の希望により、ごく限られた身内のみで密葬が執り行われ、お別れの会も固辞されていることにも言及し、「局長らしいです。いつも仰々しく改まったことを好まれませんね。ナイトスクープを辞められる時もそうでした。惜しむ我々を笑い飛ばしながら軽やかに去っていかれました」と明かしました。

そして、最後に「上岡局長は、永遠にカッコいい局長のまま私のなかで生き続けることでしょう。こころよりご家族のご平安と局長のご冥福を祈ります」と追悼しました。