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マルナカ 朝鮮総連に1億円支払い求め提訴

2015年1月23日 14:38

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部を落札した香川県の会社が、朝鮮総連に対し、所有権の移転が遅れて損害を受けたとして1億円の支払いを求める訴えを起こした。

 東京地裁に訴えを起こしたのは、朝鮮総連中央本部の所有権を22億円で落札した香川県の不動産投資会社・マルナカホールディングス。訴状によると、マルナカホールディングスは朝鮮総連が落札決定に不服を申し立てたことで所有権の移転が4か月あまり遅れたとしている。その上で、朝鮮総連の土地と建物をすぐに使えなかったことで賃料収入などが得られず損害を被ったとして1億円の支払いを求めている。

 朝鮮総連中央本部は今月中にもマルナカホールディングスから山形県の会社に転売される見通しで、山形の会社はその後、朝鮮総連と賃貸契約を結び、建物の使用を認める意向だという。