ポーランドのドゥダ大統領が17日、ミサイルが着弾したウクライナとの国境近くの村を視察し、「この件は事故だった」と改めて強調しました。

17日、着弾現場を視察したドゥダ大統領は、ミサイルはウクライナから発射されたとの見方を改めて示す一方、「この件は事故だった」として、ウクライナに配慮する姿勢を見せました。

また、ウクライナのゼレンスキー大統領が、「ミサイルはウクライナのものとは言えない」と主張していることについては、「ポーランド、ウクライナ、アメリカがそれぞれ独自の情報を持っている」と述べるにとどめました。

こうした中、ミサイルの着弾から2日たった17日も、周辺の畑でミサイルの破片などの捜索活動が行われました。

住民の間では、不安が広がっています。

村の住民「5メートルくらいの間隔に連続でミサイルが落ちました」

村の住民「みんなショックを受けています。誰もこんなことは想像していませんでした」

「着弾したミサイルは2発だった」という証言もありますが、ドゥダ大統領は、「2発目のミサイルの痕跡はまだ見つかっていない」と述べました。