オセロ世界一の11歳 飛行機でサプライズ
世界オセロ選手権で優勝した11歳の男の子。最年少優勝記録を36年ぶりに塗り替えた男の子を驚かせたのが、帰りの飛行機での機長のアナウンスだった。
オセロの世界最年少チャンピオンになった福地啓介くん11歳がドイツから帰国する際の出来事。
機内では次のように機長がアナウンスした。
「少々お時間頂戴しまして、この飛行機につきまして、第42回世界オセロ選手権、ボードゲームのオセロでございますが、チェコのプラハで開催されました。
本日その世界チャンピオンにこの飛行機をご利用いただいております。今回のチャンピオン、最年少優勝記録11歳という快挙でございます。この話をぜひお客様ともシェアしたくお時間頂戴いたしました。
以前の記録は私自身が1982年に打ち立てた15歳という記録。今回大幅な更新でございます。大変な快挙でございます。
なお団体戦、日本は14年連続の優勝ということでオセロの世界では日本は大変有名でございます。あわせてご紹介いたます。お時間頂きましてご清聴大変ありがとうございました。まもなく離陸となります。お座席のベルトをお確かめください」
アナウンスをしたのは、谷田邦彦機長、51歳だ。飛行機を降りた後、記念に福地くんらと写真を撮った。
実は、この谷田機長、福地くんが今回、最年少優勝記録を塗り替える前の記録保持者だったのだ。そして、着陸したあと、機長は福地くんにこう声をかけていた。
谷田機長「おめでとう」「僕の記録を抜いても、あんまり気にしないで」
【the SOCIAL viewより】