将棋の藤井聡太二冠が三つめのタイトル獲得をめざす叡王戦五番勝負は、第３局が終局し、藤井二冠が勝利しました。史上最年少での三冠まで、あと１勝と王手をかけました。

藤井二冠は９日、愛知県名古屋市での叡王戦五番勝負第３局で、叡王の豊島将之二冠に挑みました。先手の藤井二冠は、デビュー以来得意としてきた戦法を採用して、対局はテンポよく進み、午後５時３９分、１２１手で豊島二冠を投了に追い込み勝利しました。

先月１９歳となった藤井二冠は、三つめのタイトル獲得まであと１勝とし、２２歳で三冠となった羽生善治九段の最年少記録更新に王手をかけました。

藤井聡太二冠（１９）「自分としては、意識することではないのかなと思います」

藤井二冠がまた最年少記録を更新するのか、注目の第４局は今月２２日に、同じく名古屋市で行われます。