第71回日本スポーツ賞の表彰式が23日に都内で行われ、スキージャンプ・小林陵侑選手がオリンピック特別賞を受賞しました。

小林選手は22年北京冬季五輪・個人ノーマルヒルでスキー競技・日本勢24年ぶりの金メダル、さらにラージヒルでは銀メダルを獲得。

冬季シーズンを通して目覚ましい活躍を見せたことから、選出されました。

受賞した小林選手は「オリンピックをはじめ、W杯総合優勝とその他にもぽつぽつと自分でもびっくりするような成績が出たところもありましたし、その分たくさんの人に支えていただいたんだなというのも、すごく湧いてくるところです」とコメントしました。

北京五輪については「平昌五輪ですごく自分の力のなさを痛感して、またリベンジしたいと思ってからの前回の五輪。結果が出せて自信になった」と振り返りました。

小林選手は今シーズン、20～22日まで札幌で開催されたW杯で今季初勝利を含む2勝を挙げるなど、3戦連続の表彰台に上がりました。

その時を振り返り「すごく楽しかった。確率も上がってきて、自信もついてきた」と手応えを口にしました。

残りのシーズンに向けて「またビッグジャンプを見せていけたら」と意気込みを語る小林選手。

2月に控える世界選手権に向けても「すごく新鮮な気持ちで入れるかなという雰囲気があるので、すごく楽しみです」と気持ちを新たにしました。