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中日・立浪和義監督「身が引き締まる」迎えたキャンプ初日「和気あいあいではなく、ピリっとしたムードで」

2022年2月1日 18:07
中日・立浪和義監督「身が引き締まる」迎えたキャンプ初日「和気あいあいではなく、ピリっとしたムードで」
背番号73のユニホーム姿を見せた中日の立浪和義新監督

プロ野球・中日の立浪和義新監督が1日、キャンプを前に「(プロの)厳しさを選手には植え付けていきたいなと思います」などと今シーズンへの抱負を語りました。

沖縄・北谷の球場でキャンプ始動前に行われた歓迎セレモニーでは「今シーズン結果を出し、また北谷の皆さんにいい報告ができるように頑張っていきますので、よろしくお願いします」と述べた立浪監督。

キャンプ初日にユニホームに袖を通したときに気持ちが引き締まったと話しました。

「なんだかんだでまだ一年目の監督ですから、これから初めてのことが続くと思うんですけど、自分のペースでやってみたいと思います。昨年もユニホームは着たんですけども、やはり上下で着るとまた感じが違います。昨年の臨時コーチで来たときと気持ちも違いますし、自分自身も緊張感を持って迎えました」

就任してからの取材対応で「厳しさ」という言葉を何度も発してきた立浪監督は、キャンプ前の円陣で話した内容について聞かれると、「このキャンプ、それぞれが課題を持って、沖縄に入っていると思いますから、その課題に向かってとにかくうまくなるように、しっかり練習しようということと、あとは、とにかくケガしないようにと。アップから隣の人としゃべらず、緊張感を持ってやってくれということは言いました」と明かしました。

また、初の1軍キャンプスタートとなった石川昂弥選手や、外野一本を命じた根尾昂選手については、「本人たちも期待されているのはしっかり感じていると思います。もちろん手助けはしていきたいですが、最後は自分ではい上がってこないと、この世界は簡単にレギュラーを取れるものではないですからね」と、ここでもプロの厳しさについて口にしました。

高校時代から厳しい練習に耐えてきた立浪監督。初日から立浪イズム全開です。

「キャンプでは実戦の練習に入れば、試合と同じような気持ちで、和気あいあいではなく、ピリっとしたムードでやっていかないといけないなと思います」