◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト16-4DeNA（27日、横浜スタジアム）

この試合2番・レフトでスタメン出場となったキブレハン選手が来日初ホームランを含む3本のホームランを放ちました。

3回の第2打席にレフトスタンドへ同点となる来日初アーチを放つと、7回の第5打席にもレフトスタンドへ第2号ソロホームラン。

そして8回の第6打席にはライトスタンドへ2打席連発となる第3号ソロホームランを放ちました。

キブレハン選手は5打数4安打3打点3本塁打と大暴れ。ヤクルトがDeNAとの首位攻防戦に連勝し、ゲーム差を「6」に広げました。

▽以下、キブレハン選手のヒーローインタビュー

――4安打3本のホームラン、ナイスホームランでした。感想をお願いします。

「素晴らしいチームの勝利でした。1番から9番まで全員すごく良い結果を残していたので、自分自身も4安打3ホームランで一生忘れない日になりました」

――「2番でスターティングラインナップです」と監督から告げられて、どのような気持ちで試合に臨みましたか？

「自分の心の中では落ち着いていましたし、自信を持って試合に挑めました。この前の試合でも2番を打っていたので初めてというわけではないですし、自信を持って試合に挑めました」

――迎えた第2打席、3回の表、1点を追いかけている中で放った日本での初めてのホームランの感想を聞かせてください。

「やっと1本が出て安心しました。2ストライクで追い込まれていたので何とか三振しないように頑張りました。いい角度で上がってくれました」

――その次の打席のヒットも点につながりました。そして第5打席、2本目のホームランです。感想を聞かせてください。

「正直2本目はラッキーだなと思いました。自分も体勢を崩されて何とか芯に当たったので入ってくれました」

――勢いに乗ったキブレハン選手。最後は変わったばかりの左ピッチャーから初球をホームランにしました。

「初球から甘い球が来たら積極的に打つと心掛けていたのでそれがいい結果になりました」

――アメリカでも数々のホームランを打ってきたという風に聞いていますが、1試合3本というのは過去にありましたか？

「アマチュア・プロを含めても1試合3本は人生で初めてなので一生忘れないです」

――チームは「20」の勝ち越しとなりました。

「このカード勝ち越したことは非常に重要でした。しかし、明日の試合が大事になってくるので今日はいい勝利でしたけど、明日に向けて切り替えて3連勝できるように頑張ります」