トヨタ自動車労働組合「未来に向けた覚悟を評価していただけた」 今年の春闘で経営側が満額回答
トヨタ自動車の今年の春闘で、経営側が賃上げやボーナスにあたる一時金について、労働組合側の要求に満額回答したことについて、トヨタ自動車労働組合の鬼頭圭介執行委員長は「未来に向けた覚悟を評価していただけた」と述べました。
13日、トヨタ自動車の本社で今年の春闘の4回目の労使協議が開かれ、トヨタ自動車労働組合が物価高騰や人材確保を踏まえて要求した過去最高水準の賃上げやボーナスにあたる一時金について、経営側は満額で回答しました。
トヨタ自動車の佐藤恒治社長は、13日の労使協議で満額回答したことについて「未来に向けてトヨタで働く全員の人の力を高めていきたいという想い込めた」と話したということです。
一方、トヨタ自動車労働組合の鬼頭圭介執行委員長は「真摯に組合員のがんばりを受け止めてもらいありがたい。これから10年先の働き方を会社と組合員が一緒につくっていくという未来に向けた覚悟を評価していただけた」と述べました。