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リハビリ中の三遊亭円楽へ 『笑点』代演の桂文珍からエール 「落語界に欠かせない方」

2022年2月6日 17:57
リハビリ中の三遊亭円楽へ 『笑点』代演の桂文珍からエール 「落語界に欠かせない方」
三遊亭円楽さんへ『笑点』代演の桂文珍さんからエール

脳梗塞のため入院し2月いっぱい休養することを発表している落語家・三遊亭円楽さん(71)。レギュラー出演する日本テレビ系の演芸番組『笑点』の収録が5日、都内のスタジオで行われ、円楽さんの同期である上方落語の重鎮・桂文珍さん(2月13日放送)が代演しました。実は文珍さんが『笑点』大喜利に出演するのは今回が初めてです。

■桂文珍さんにとって『笑点』大喜利は初めて

笑点のネタのほうでは以前に、もう何十年も前に(笑)出していただいたことがあったんですけれど、大喜利で出るのは全くの初めてでしたので、家族がね「あんた大喜利できんの?」とか言っていましたけど(笑)どうにか、やり終えることができました。円楽さんは東とか西とか東京・大阪そういう垣根を超えて(落語会などの)プロデュース能力をお持ちの方でございますから、もう落語界には欠かせない方ですからね。また早く元気になって、この笑点を盛り上げてもらいたい。それまでの間、私が頑張ります(笑)

円楽さんは2007年から東西の協会や派閥の垣根を超えた一大プロジェクト「博多・天神落語まつり」をプロデュース。2019年からは東西の人気落語家が結集する「さっぽろ落語まつり」、さらに今年3月には「江戸東京落語まつり2022」もプロデュースし、落語界の現役トップランナーのひとりとして、落語界全体を牽引する役割を果たしています。

■円楽さんとゴルフ仲間、よく“木”に当たる

同期ですから、お互いに頑張りましょう!円楽さん、早く帰ってね、待っているよ。(付き合いは)50年近くなる。よくゴルフも一緒にまわりましてね。彼(円楽さん)はきちょうめんですからピンまでの位置を測る。測ったとおりにいかないの(笑)彼はOBになるのかなという球をヒューッと打っても、木にコーンと当たってフェアウエーへ戻る。その木が“病気”という“き”でしたよ(笑)病気になってもちゃんとフェアウエーに戻っていますから。早く元気になって、また一緒に落語界を盛り上げていきたいと思っております。円楽さ~ん、頑張ってね!

肺がんと脳腫瘍2度の大病を乗り越えてきた円楽さんは今年1月25日、脳梗塞のため入院。所属事務所は28日、円楽さんが早くもリハビリを開始し、食欲もあり、自身のスマートフォンから電話がかけられていることを報告。「高座で、画面で、ふたたび元気な姿をご覧いただけますように、本人も、家族、関係者一同も頑張っております」とコメントし、2月いっぱいは休養することを発表していました。