プロ野球・巨人の春季宮崎キャンプ最終日の12日、原辰徳監督が取材に応じ、今回の宮崎でのキャンプを振り返りました。

原監督は「非常に天候に恵まれて、有観客で多くのファンの方もお見えになって、厳しい社会情勢の中ではありますけど、メニューは全て消化できたし、チーム内での競争意識が出てきて緊張感のあるキャンプができた」と1日から始まった宮崎でのキャンプを振り返りました。

今キャンプで“若い力を伸ばす”というテーマで取り組んだことについては「名乗りをあげてくれている人が多いという点は、今年の特徴かなと思いますね」と手応えを口にしました。さらに今回の宮崎キャンプに点数をつけるなら、と聞かれると「80点」と回答。残りの20点は、14日から始まる沖縄キャンプで「技術を上げていく」とコメントしました。

沖縄キャンプからは、本格的な実戦練習もスタート。シーズンでの「どういうスターティングメンバーで、どういう先発ローテーションというのは、自分の中で楽しみにしている」と原監督。「経験値のない若い人たちを使うという覚悟でキャンプに来てますので、(宮崎キャンプでの)多少の手応えというのは持って、沖縄に行っても継続していきたいと思っています」とコメントしました。