中国からのクルーズ船が博多港に コロナ禍後初めての「春節」に期待高まる 福岡
中国の旧正月「春節」の連休が今週土曜日・10日に始まります。春節を前に、福岡市の博多港には7日、中国・上海発着の大型クルーズ船が寄港しました。
7日正午ごろ、福岡市博多港に寄港したのは、アドラ・マジック・シティです。
ことし就航したばかりで、中国初となる国産の大型クルーズ船です。
■副島浩ディレクター
「いま乗客の方々が降りてきました。」
上海発着のクルーズ船で、3000人近くが乗船しているということです。
博多港に到着後、中国人観光客たちは、バスに乗ってツアーへと出発しました。
中国では、旧正月「春節」の連休が今週土曜日から始まります。コロナ禍で止まっていた日本への団体旅行が去年解禁されて迎える、初めての春節です。中国人観光客が増えると予想されています。
■福岡市 港湾企画課・黒瀬圭課長
「(クルーズ船が)増えてきている印象はある。順調に回復していけばいい。春節でより多くの方々に福岡に来ていただいて福岡を楽しんでいってもらえたら。」
福岡市によりますと、中国発着のクルーズ船の博多港への寄港数は、去年40回でしたが、ことしは1月時点ですでに150回の予約が入っているということです。
その、中国発着のクルーズ船の博多港への寄港数の推移を振り返ります。コロナ禍で激減し、去年ようやく40回まで戻りました。ことしは、7日時点ですでに10回寄港しています。