インドネシア海軍、ロシアと初の合同軍事演習を開始
インドネシア海軍は4日、ロシアと初の合同軍事演習を開始したと発表しました。外交だけでなく安全保障の面でも全方位で連携する姿勢を強めています。
地元メディアなどによりますと、インドネシアとロシアの海軍による合同軍事演習は、東ジャワ州スラバヤ沖で5日間の日程で行われます。
ロシアからは軍艦など4隻と軍用ヘリコプター1機などが派遣されたということです。
演習の詳しい内容は明らかにされていませんが、インドネシア海軍の報道官は「両海軍の良好な国際協力関係を実現したものだ」と述べました。
インドネシアは毎年、アメリカなどと大規模な軍事演習を実施していますが、ロシアと演習を行うのは今回が初めてです。
伝統的に中立外交を掲げるインドネシアは、安全保障の面でも全方位で連携する姿勢を強めています。