千葉・四街道市の強盗致傷 逮捕の男“「詐欺師から現金を奪う仕事」指示された”
3日、千葉県四街道市の住宅でおきた強盗致傷事件で逮捕された男が最初SNSを通じて「荷物を確認する仕事」に応募したもののその後、「詐欺師から現金を奪う仕事」を指示されたと話していることが新たにわかりました。
この事件は3日、四街道市の住宅に押し入り、住人の男性に暴行を加えた上で現金1万3千円を奪った疑いで金子優汰容疑者が逮捕されたものです。
捜査関係者によりますと、金子容疑者は最初「荷物を確認する仕事」「報酬10万円」というアルバイトをXで見つけ応募した後、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」に誘導されやりとりをしていたということです。
そこから指示される仕事の内容が「詐欺師から現金を奪う仕事」に変わり「相手は詐欺師だから警察は呼べない」という趣旨のことを言われたと供述していることが新たにわかりました。
実行役は金子容疑者1人とみられ、警察は指示役を含め他にも事件に関与している人物がいるとみて捜査するとともに、関東で相次ぐ強盗事件との関連も調べています。