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【山口天気 朝刊11/13】身にしみる冷たい空気 大気の状態は非常に不安定 急な強い雨や雷に注意

2023年11月13日 7:04
【山口天気 朝刊11/13】身にしみる冷たい空気 大気の状態は非常に不安定 急な強い雨や雷に注意

西日本は、日本海側中心に時雨の天気が続いていて、山陰方面には次々に雨雲が流れ込んでいます。今朝にかけては、県内にも北西の風に乗って、所々に細かい雨雲が流れ込んでいます。

このあとも冬型の気圧配置が、続く見込みで、冷たい風が吹いて、身にしみる寒さとなりそうです。海上では高波に注意が必要です。また、等圧線が折れ曲がった部分、日本海に進む上空に寒気を伴った気圧の谷が接近する予想で、山口県は大気の状態が非常に不安定となりそうです。

夜にかけては等圧線の間隔が広がり、冬型の気圧配置が緩み始める見込みです。


このあとも、まばらな雨雲が県内に流れ込んだり、所々で湧き上がりやすくなる予想です。雷雲の発達しやすさ、発雷確率も日本海側や山間部ほど、昼頃にかけて高く。急にザッと強まる雨や、落雷。場合によっては、竜巻や雹などの激しい現象が発生する可能性があります。空模様の変化に十分にお気を付けください。夕方頃になると、雷雲が発達しやすい状況は解消に向かう見込みです。夜にかけて日本海側ほど時雨の雨がぱらつくところはありそうですが、雨脚が強まることはなくなっていきそうです。


きょう13日(月)日中の最高気温は、きのう12日(火)と同じくらいか、きのうよりも低いところもありそうです。12月上旬並みの気温の所もありますので、冬物のコートなどを準備して暖かくしてお出かけなさって下さい。

あす14日(火)は、冬型の気圧配置が次第に緩む見込みで、きょうよりも晴れる時間が増えるでしょう。いったん、寒さのピークは越えてきそうです。ただ、弱い気圧の谷の通過で、夜は日本海側ではにわか雨の可能性があります。その後も晴れたり曇ったりの天気が続きそうですが、次の大きな天気の崩れは16日(木)の終わりから17日(金)にかけての予想です。ややまとまった雨となる見込みで、上空には再び寒気が流れ込むでしょう。この先もしばらくは平年より気温が低い日が多くなりそうですので、体を冷やさないようお気を付けください。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)