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高校生ギタリスト馬場美夕さん 香川から全国へ世界へ 見つめる未来 あふれる地元愛

2024年8月15日 18:46
高校生ギタリスト馬場美夕さん 香川から全国へ世界へ 見つめる未来 あふれる地元愛

 RNC news everyの現在のエンディングテーマ「Bluemoment」。演奏しているのは、地元を愛する香川県在住の高校生ギタリストです。その素顔を中條キャスターが取材しました。

 高松市のライブハウスで演奏する女性。

「皆さんこんばんは。高校3年生17歳の馬場美夕です。」

 香川県在住の現役高校生ギタリスト、馬場美夕さんです。

(馬場さん)「同級生だったりとか知り合いの人が、テレビで流れていたのを見たよ って言ってくれたので。めちゃくちゃ嬉しかったです!」

 普段は地元、香川を中心に活動していますが、日本だけではなく国外からも注目を集める存在です。発表するオリジナル曲は、配信サイトで軒並み1位を獲得。本人とコラボレーションしたギターやストラップも作られるなど、活躍の場がどんどん広がっています。

 馬場さんの編曲を担当し、他にも数々の有名アーティストを手掛けている有木竜郎さんは。

( 有木さん)「多分、興味の対象がギターに関するものだったら、本当にどこまでも行っちゃう方 だと思うから。そこに対して努力とか、そういうのを全く惜しんでいない、その純粋で真っすぐなギター愛 が、美夕ちゃんの魅力かな。」

 ただ、本人はというと

(馬場さん)「これ以上、追及していかなければいけない世界なので、1位を取ったとしても初心を忘れずに、これからも頑張っていこうかなと思っています。」

 演奏中のパフォーマンスから一転。舞台を降りたときの謙虚な一面も、彼女の魅力のひとつです。

幼い頃はおもちゃ代わりだったというギター。6歳から本格的に取り組みました。

(馬場さん)「父がちょっと触っていたので、ギターを。転がっているやつを勝手に触って弾いてましたね。」

 小学校に入って、大人と一緒にバンド活動を開始。6年生で初のワンマンライブを開催しました。そうした経験が、現在の活動を支えているそうです。

(馬場さん)「初心を忘れてしまって傲慢になるのはあってはならないと思うので、日々色々なことに感謝しながら活動を続けていくっていうこと が一番だなと思います。」

高校3年生となった今、将来について真剣に考えます。

(馬場さん)「まだ明確には決まってないんですけど、香川県に残りながら、香川から東京だったり大阪だったり、願わくば海外に色々な所に行ければ。」「(Q今、色々な所から注目される中で、香川に残る選択をした理由は?)自分が生まれた地でもあるし、皆さんに色々お世話になってきたので、そこを一番大事にしていきたいと思うのもあるし。その人達と、これから先も長く関わっていきたいので。」

 高松市内で開かれたスポーツイベント。馬場さんは現在、サッカーJ3カマタマーレ讃岐のハーフタイムショーに出演するなど、地元スポーツとも関わりを深めています。この日は、選手を応援するサポーターたちを想って作った曲を披露しました。

(サポーターは)「鳥肌立ちました。カマタマのファンなので知る機会が多くて、初めて知ったときもすごいなと思いました。」「ピカスタのスタジアムのグリーンの芝生の所で1人でギターを弾く高校生、めっちゃかっこよかったです。」

(馬場さん)「演奏後とかに美夕ちゃんすごかったよとか声をかけてくださったり、皆さんと音楽を通じて楽しめる場が出来るっていうの が、やりがいを感じますね」「これから先は自分で音楽を作ったりとか、音楽の色々な分野に着手していって、それで皆さんが喜ぶ様な音楽を作ったりとか演奏をしたりとか出来る様なギタリストになりたいと思っています。」

 香川から全国に、そして世界へ。馬場さんが見据える未来は無限の可能性を秘めています。