京都のよしもと祇園花月で15日、SDGsをテーマにネタを披露する『SDGs‐1グランプリ2022』が行われ、お笑いコンビ・男性ブランコが優勝しました。

『京都国際映画祭』のイベントとして行われた『SDGs‐1グランプリ2022』。お笑い芸人たちがSDGsの目標からテーマを選び、「どんなことが問題で、何をやればいいのか？」を盛り込んだネタを披露。最も優れていたコンビを、審査員長の西川きよしさん（76）や観客らが決定します。

『M‐1グランプリ』決勝の常連・オズワルドや、今月開催された『キングオブコント2022』のファイナリスト、ニッポンの社長やロングコートダディら“強豪たち”が勢ぞろい。8組の中で優勝したのは、『海の豊かさを守ろう』をテーマに「エコバッグを持ってこなかった男の末路」をネタで表現した、男性ブランコです。

男性ブランコは、浦井のりひろさん（34）と平井まさあきさん（35）が2011年に結成したコンビ。『キングオブコント2021』で準優勝するなど、“若手の実力派コンビ”として頭角を現し始めています。

審査員長の西川きよしさんは「着眼点がよかった」と評価。平井さんは「本当に優勝できると思っていなくて。これ（披露したネタ）は、去年の『キングオブコント』という賞レースでやったネタなんですけども、そこをちょっとうまいこと“SDGs風”に（して）、当てはまったのが功を奏した。我々の中に“根本にSDGsが染み込んでいたんだな”と思いました。“生きてることがSDGs”」と自画自賛すると、相方の浦井さんが「違うと思いますよ」と冷静につっこんでいました。

男性ブランコは1年間、「よしもとSDGsアンバサダー」として、SDGsに関する活動をしていくということです。