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森光子、手紙で胸の内「これにまさる苦しみはございません」

2010年2月26日 23:15

5月6月シアタークリエ公演「放浪記」の中止の発表を受け26日、主演の森光子(89)が手紙で現在の心境を明かした。舞台前に必ず受けている定期健診で、医師から公演は控えた方がいいとアドバイスを受けた製作サイドが、森に公演中止を提案。「私の体調を一番に考えるようにとの、身に余るお心づかいをいただきました」。公演に向け、気力体力の充実を図っていたさなかの苦渋の選択に「役者にとりまして、舞台をお休みするということは、これにまさる苦しみはございません。毎日毎夜考え悩みましたが、自分自身決心しました」。長時間に及ぶ舞台出演はしばらく控えるが、インタビューなど体に負担の少ない仕事は続ける。