俳優の中尾彬（67）、女優の池波志乃（54）夫妻が1日、都内で「怖いぞ、肺炎！予防が大事2010」のキャンペーンイベントに出席した。07年3月に急性肺炎で倒れ、生死の境をさまよった中尾が、肺炎予防大使に就任。肺炎などの感染症を予防する「肺炎球菌ワクチン」接種の重要性を説いた。入院するまでは、病院とは無縁の生活で「医者なんか信用したことがなかった」という。今では夫婦そろってワクチンを打つなど、すっかり「聖人君子ですね」とにんまり。肺炎で入院中の落語家、桂歌丸（73）が、2日の六代目三遊亭円楽の襲名披露会見に出席予定のため、中尾は「明日、襲名があるので『ワクチン打ったほうがいいよ』と言おう」と決意していた。