前座記録保持の立川キウイ、来春真打昇進。師匠談志が認める
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落語立川流家元の立川談志(74)の弟子で、16年半の前座生活を送った二つ目の立川キウイ(43)が、来春にも真打に昇進することが決まった。3日前に、談志が認めた。立川流は昇進基準が厳しく、落語はもちろん歌や踊りまでチェックされるため、通常であれば3〜4年で済む前座修行が延びるケースがある。キウイは別格の記録だが、その苦節を「万年前座〜僕と師匠・談志の16年」(新潮社)にまとめ、昨年11月に発売。「よく書けている、偉い。ほうびに真打に昇進にしてやる」と、3日前に認められたという。キウイは、「師匠を本で受けた、と解釈しています。どこでどうなるか分からないのが立川流です」と20年目で真打をつかんだ喜びを語った。