昨年の文化庁芸術祭「大衆芸能」部門で優秀賞を受賞した落語家の桂小南治（49）が、新春にあたりメッセージを寄せた。落語家デビューして丸30年。芸術祭大賞、芸術祭奨励賞を受賞した師匠の2代目桂小南（1996年没）の家を掃除するたびに、その賞状にはたきをかけながら、いつかは自分も!と思いを強くしていたという。「あけましておめでとうございます。いつかは自分もこの賞を、と思っていました。師匠に一歩でも近づくことができて、いい年になりました」と昨年を回想。「去年以上の年にというのは、どうだろうな、ぜいたくかな」としながらも「今年は今年で、また31年目で頑張ろうと思います」と新たな気持ちで語った。