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JAM2日目…佐野元春、トータス松本も

2011年5月4日 23:08
JAM2日目…佐野元春、トータス松本も

 千葉・幕張メッセで開催中の音楽フェス「JAPAN JAM 2011」が4日、2日目を迎えた。
 ロックミュージシャンらが一堂に会し、この日限りのセッションを披露する人気イベントで、この日もサンボマスターと佐野元春(55)、THE BAWDIESとトータス松本(44)といった魅力的な組み合わせが続いた。

 ロックバンドのB−DASHがコラボしたのはザ・ハイロウズでキーボードを務めていた白井幹夫(60)。白井がレコーディングで参加したザ・ブルーハーツの楽曲「青空」「TRAIN−TRAIN」を披露したが、ボーカルのGONGONが緊張と感激のあまり歌詞を間違える一幕もあった。

 THE BAWDIESに「日本が誇る、ミスターソウル!」と迎えられたトータス松本は、ボーカルROY(27)の歓迎に気押されながら、「Good Lovin」「MUSTANG SALLY」を情熱的に歌い上げ、「最高!最高!BAWDIES最高!」とヒートアップ。東京スカパラダイスオーケストラのメンバー4人も加わり、豪華なホーンセッションで楽曲「ソウルマン」をパフォーマンスすると、「自分たちがこんなに楽しんでいたらいかんのだろうけど、でも楽しいわー!」とステージを満喫。ROYと熱くハグを交わした。

 2日目のラストステージを務めたのは、サンボマスターとゲストアーティストの佐野元春。
 佐野が「サンボと一緒にパーティーだ!」と来場者に呼びかけ、佐野の楽曲「SOMEDAY」をセッション。ボーカルの山口隆(35)は「ヤバい!泣きそう」と感極まった様子で佐野と握手を交わした。
 アンコールでは山口が「俺の故郷の福島ってところも今大変なことになっていて、それで曲作ったの。俺は金もあんまりねぇし、よく分かんないけど、音楽やるしかなかったから!」と絶叫し、東日本大震災のチャリティーソング「I love you&I need youふくしま」を熱唱。来場したすべてのロックファンへ向けて「いろんな人を見に来たと思うけど、音楽を好きでありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
 
 他にもBIGMAMA、the telephones、SOIL&“PIMP”SESSIONSらが出演、約6600名を動員した。