大貫亜美（３７）、吉村由美（３６）による人気ユニットのＰＵＦＦＹが１４日、東京・日比谷野外大音楽堂で全国ツアー「ＰＵＦＦＹ　ＴＯＵＲ　２０１１“Ｔｉｍｅ　Ｆｏｒ　ＡＣＴＩＯＮ”」のファイナルとなる１５周年記念コンサートを行った。

　９６年に大ヒットしたデビュー曲「アジアの純真」から、８月１７日発売の新曲「ＳＷＥＥＴ　ＤＲＯＰＳ」まで、２人の軌跡をたどる２０曲を３０００人に披露。楽曲「Ｗａｋｅ　ｕｐ，Ｍａｋｅ　ｕｐ」ではラップユニットのスチャダラパーがゲストとして登場。「１５周年おめでとうございます！」と祝福した。

　大貫が「まさか１５年も続くとはねぇ」としみじみ語ると、吉村も「（一発屋ならぬ）四発屋くらいだと思っていたもんねぇ」と持ち前のゆるゆるトークを展開。吉村が「１５周年を迎えて、お互いに思ったことと、みんなに思ったことを書いてみようと思って作った曲です」と語り、楽曲「ハッピーバースディ」を歌い上げると、観客から「おめでとう！」と祝福の声が沸いた。

　アンコールでは、吉村が東日本大震災を受けツアータイトルを「ＰＵＦＦＹ　１５ｔｈ　Ａｎｎｉｖｅｒｓａｒｙ　Ｔｏｕｒ“Ｔｈａｎｋ　Ｙｏｕ！”」から、「ＰＵＦＦＹ　ＴＯＵＲ　２０１１“Ｔｉｍｅ　Ｆｏｒ　ＡＣＴＩＯＮ”」に変更したことを説明し、「自分たちに何ができるかを考えて動いて、いろんな方々にすごい応援していただいた」と感謝。来場者に会場に設置された募金箱への支援を呼びかけた。