×

アンジェラ・アキ、ゴッホの自画像前に涙

2011年6月7日 23:49
アンジェラ・アキ、ゴッホの自画像前に涙

 シンガーソングライターのアンジェラ・アキ(33)が7日、東京・六本木の国立新美術館で「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」(8日〜)の開催記念イベント「6.7アートで日本を元気にするプロジェクト」に出席した。

 米国の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」からゴッホ、モネ、ルノワールら美術史に残る印象派、ポスト印象派の傑作を紹介するもので、全83点中50点が日本初公開という希少価値の高い展覧会となっている。

 アンジェラは展覧会テーマソングとなる新曲「I Have a Dream」など4曲を披露。美術館内でのミニ・コンサートというまれな経験に「巨匠たちの作品が飾られている所なので、気合も入りました。今までにない特別なイベントになった」と大興奮だった。

 自身も大学1年生だった18歳の時から、米ワシントンD.C.に約7年間滞在。当時、現地で見て感銘を受けたというゴッホの自画像をジャケットに使用した特製CDが、会場限定で販売されることも決定した。

 学生時代、その絵のポストカードを自室に飾っていたという思い出を明かし、「いつもこの目力に励まされていたんです。今回、その絵を見たら涙が出ました」と時を経ての“再会”を喜んだ。自身の新曲ジャケットとなったことは「奇跡のようなこと。デビューした後にゴッホとコラボできるというのは、本当に『I Have a Dream』のような話」と感激もひとしおの様子だった。

一緒に見られているニュース