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大山真志、髪赤く染め気合「信長像裏切る」

2011年9月7日 21:14
大山真志、髪赤く染め気合「信長像裏切る」

 俳優の大山真志(22)が7日、東京・全労済ホール/スペース・ゼロで主演舞台「信長」(藤森一朗作・演出)の初日公演を前に意気込みを語った。
 
 尾張の大名・織田信長が、少ない軍勢で駿河の戦国大名・今川義元を討ち取った「桶狭間の戦い」を圧倒的な迫力で描く戦国エンターテインメント。
 信長を演じる大山は、公開通しけいこを終え、汗まみれの衣装のままで会見。「こんなに汗をかく舞台はないんじゃないかっていうぐらい。重い甲冑(かっちゅう)を使っているので、すごい体力を消耗しながら、でも本当にその頃の人たちはこんな重いものを担いで戦っていたんだなという思いに触れながら演技をしています。皆さんに見てもらうのがすごく楽しみです」とさわやかに語った。

 新しい信長像を演じきることにも、ひそかに闘志を燃やす。「今回、今までお客さんが思い描いていた信長(像)を裏切るであろう信長を演じたいと思っています。50人での殺陣は他の舞台では見られないものなんじゃないかな。圧倒的な作品に仕上がっています」と自信をみなぎらせた。
 舞台映えするよう、3日前に髪を赤く染めたばかり。「染めてすぐ、美容院から出たとき、誰一人顔を合わせてくれず、電車でもおばあさんに避けられてしまった。怖がられてしまったようです」と苦笑いで明かしつつも、「絶対に普段はしない色なので、思う存分この色を楽しもうと思っています」と目を輝かせた。11日まで。

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