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桑田佳祐、被災地・宮城で1年半ぶりライブ

2011年9月12日 0:39
桑田佳祐、被災地・宮城で1年半ぶりライブ

 歌手の桑田佳祐(55)が東日本大震災の発生から半年を迎えた11日、被災地・宮城で復興支援コンサート「宮城ライブ〜明日へのマーチ!!〜」を開催した。

 食道がんによる休養から復帰後、初となるライブで、本格的なステージ公演は昨年3月13日の「音楽寅さん」DVD発売記念ライブイベント(東京・日本武道館)以来、実に1年6カ月ぶりとなる。

 ステージは、宮城のご当地ソング「青葉城恋唄」でスタート。その後、バンドメンバー、観客を含めた全員で黙とうした。

 ライブには休養期間中、数多くの温かい声援をもらった東北地方に対する桑田からの恩返しの意味も込められており、「大阪レディ・ブルース」の替え歌「宮城レディ・ブルース」を披露したほか、「明日晴れるかな」では東北各地から演奏家が集まってこの日のために結成された「宮城ライブスペシャルフィルハーモニー交響楽団」が登場するなど随所に宮城ならではの演出が施された。

 桑田は新旧のソロ楽曲を中心にアンコールを含めて全27曲を熱唱。10、11日の2日間でファン1万6000人が駆けつけた。公演の収益の一部を震災の復興支援活動資金として寄付するという。

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