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AI映画「ベルセルク」エンディング歌う

2011年10月27日 23:14
AI映画「ベルセルク」エンディング歌う

 シンガーのAIが、映画「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」(2012年2月4日公開)のエンディングテーマ曲を担当することが、決まった。

 ベルセルクを読み込み、AI自身が書き下ろした新曲「ウツクシキモノ」で、ファンタジー作品への初の書き下ろし作品となる。全世界累計3000万部を突破している「ベルセルク」が、女性アーティストと組むのは初だという。

 レコーディングでは、映画製作陣とAIとの間で綿密な打ち合わせが何度も行われ、壮大なサーガプロジェクトにふさわしい楽曲が完成した。スケール感あふれるオーケストレーションが、原作の世界観を表現している。
 
 原作に初めて触れたAIは「最初は、ちょっとエグイけどどういう内容なんだろう?と思いながら読んでました。それが2巻、3巻、4巻...とドンドン読んでいくうちにハマっちまいました」と心を奪われた。「鷹の団の登場からやっと『なぜこの人たちこうなっちゃったんだろう?』というのが少しずつ分かってきて、さらにハマっていってしまいました」と逃れられない自分を吐露した。
 曲作りに関しては、「最初は(登場人物の)キャスカ的な見方からの歌詞にしようと思っていたんですが、ベルセルクの製作陣のみなさんとやりとりしていくなかで『やはりガッツの気持ちを書いた方が良いのか』と方向が定まり、制作を進めていきました。そういったベルセルク製作陣からの『今までベルセルクを読んできてくれたファンの皆さんが納得いくような歌にしてほしい』という熱い思いをすごく感じながら作ったので、そのような思いがこの歌を通して伝われば良いなと思っています」とコメントした。
 
 映画公開前の1月に、デジタルシングルとして配信リリースする予定。

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