女優の春馬ゆかり（３３）が３０日、東京タワー１階正面広場で開催された「温泉文化・体感フェアｉｎ東京タワー２０１１」に駆けつけた。

　湧き出したままの源泉が、成分を損なわずフレッシュな状態で湯船を満たしていることを「源泉かけ流し」と言い、全国９カ所の源泉かけ流し温泉地域が出展。

　東日本大震災で被災した福島・高湯温泉や長野・野沢温泉も出展しており、温泉番組のナビゲーターを務める春馬は「皆さんから『何かをやらなきゃ』っていう意気込みが感じられて、逆に元気や勇気を私のほうがもらえた。笑顔があふれていてよかったと思いますね」。野沢温泉が設置した足湯につかり、「野沢のお湯を実際に持って来て入れているので、都会でこれを体験できるのはすごくめずらしい」とリラックスした表情を見せた。

　今年６月に行われた「日本源泉かけ流し温泉協会」の設立発表記者会見では、外湯を巡ったり、何度も宿の温泉に入ったりする極度の入浴好きであることが、恋人や同伴者に「嫌がられる」とこぼしていた。２カ月前に行ったという野沢温泉では、温泉好きの女性たちと「温泉は１人で回るよね。（恋人や同伴者には）嫌がられるよね」と“あるあるトーク”で盛り上がったと告白。

　この日のイベントでは、札幌国際大学観光学部の松田忠徳教授が「温泉かけ流しに関心がある人が５５％」と話していたため、「ちょっとずつ理解されてきているのかな。そういう男性をまだまだ募集しています」とアピールした。