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嘉門達夫子ども人気実感、ライブでも5割増

2011年12月11日 22:39
嘉門達夫子ども人気実感、ライブでも5割増

 歌手の嘉門達夫(52)が11日、東京・渋谷ハチ公前特設ステージで開催中の「2011 冬の渋谷パラダイス」に出演した。

 子ども向けバラエティー番組の出演から注目を集めている楽曲「アホが見るブタのケツ〜ベスト〜」(14日発売)のリリースをアピール。同曲や、1992年にヒットした「鼻から牛乳」に子ども向けの歌詞を付けた新曲を披露すると、この日も子どもをはじめとする約400名の観客から笑い声と拍手が起こった。

 「最近はライブでも(子どもが)5割増。きのうも、すごいテンションの高い子がずっと飛び跳ねていた」と再ブレークを実感している様子。デビュー直後から子どものファンは多く「頭で理解している小学生と、それ以外の未就学の子も反応する。子どもは(いつの時代も)ずーっといたから、そこに向けてメッセージはずっとしている」と姿勢を明かした。

 幼児期に聞く音楽のインパクトは大きいため「今の時期に聞かせてしまうと消すことができない記憶として残るので。責任も感じながら、人生にちょっとした影響とかを与えたら面白いかなと思っています」と重責を自覚。
 東日本大震災のチャリティー楽曲のリリースや、被災地慰問も精力的に行っており「でも、最近行くと(子どもたちは)笑いたがったりしていますから。お役に立てると思ってやっている。明らかに立ちあがろうという意識が起こっていますから、自分らにはそこでお手伝いができたらという気持ちです」と真剣な表情で話した。