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松田美由紀、思い出の言葉は「愛してるよ」

2011年12月12日 22:37
松田美由紀、思い出の言葉は「愛してるよ」

 女優の松田美由紀(50)が12日、都内で著書「好き好き大好き!−明日を生きる言葉−」(講談社)の発売記念イベントを開催した。

 Twitterを始めて半年余りで4万人を超えるフォロワーを集め、熱い“松田美由紀語録”でファンを魅了している美由紀の元気が出て優しくなれる言葉集。

 「私がずっと使ってきた言葉で、人生の中での方向指示器というか。励ましてくれた言葉たち。私が実際に使ってきた言葉をみなさんに読んでもらって、役に立ててもらえたらうれしいなって思いました。本を作ったのは、私がしゃべることがおもしろいって言われて『美由紀さん、本を作ってよ』ってまわりのスタッフの人たちから言われたから。『あ、じゃあ作ろうかな』っていう感じで作りました」と著書を紹介した。

 印象的なタイトルについて尋ねられると「『好き好き大好き!』って言われたら、うれしいでしょう?」とにんまり。「小さな子どもでもおばあちゃんでも、好き好きって言われてうれしくない人っていないから、魔法の言葉だなって私は思っていて。みんなを幸せにする言葉だと思っているので、そうつけました」とまっすぐな思いを語った。

 夫で俳優の故松田優作さんが亡くなった当時も言葉に励まされたと振り返り、「主人を亡くしていろんな人が励ましてくれたりしたんですけど、結局は1人でいろんなことと直面していかなくてはいけない。そういった時に、やっぱり自分で自分に『もっと前向きに』って言い聞かせてきました」としみじみ。「今、とても幸せです。幸せは自分で作るものなんだなって実感しています」とにっこり語った。

 優作さんからかけられた思い出の言葉を聞かれると「優作は私の主人でしたから。女性にしてもらったというのは私の人生の中でも幸せなことでした。優作が男の人として存在してくれたことは私にとってありがたかった。(言われてうれしかったのは)言葉で言うと、『愛してるよ』ですかね」と照れ笑いで明かした。