影武者ヤヒア氏、デヴィ夫人の美しさに衝撃
映画「デビルズ・ダブル−ある影武者の物語−」(2012年1月13日公開)の原作者のラティフ・ヤヒア氏(47)が20日、都内で来日会見を行い、タレントのデヴィ夫人(71)が花束を持って駆け付けた。
イラクの独裁者サダム・フセインの息子、ウダイ・フセインの影武者にされたヤヒア氏の手記を原案に、葬られた歴史の闇に焦点をあてた作品。
タイトルの一部「デビル」と名前が似ていることから呼ばれたデヴィ夫人は、ひとまず「サンスクリット語ではデヴィというのは、天使や女神という意味を持っているので、悪魔ではないのです」と説明し、「セキュリティーや他の問題で影武者を使わなければいけないということ。実際、影武者がいたということが大変な驚異でした」と作品の感想を伝えた。
ヤヒア氏の印象について「映画のラティフさんの役をやっていた俳優さんととっても似ていらっしゃるということと、4年間、影武者をなさって、大変、危険な目にも怖い目にもあわれた方が、とっても柔和だったので好印象を持ちました」と話し、ヤヒア氏がデヴィ夫人を「衝撃を受けるほどに美しい」とたたえると、英語で御礼の言葉を述べた。