×

湖月わたる、風花舞をフォロー「安心して」

2011年12月23日 17:26
湖月わたる、風花舞をフォロー「安心して」

 元宝塚歌劇団の湖月わたる、朝海ひかる、風花舞、星奈優里が23日、都内で舞台「DANCIN’ CRAZY2」の製作発表会見に出席した。

 史上初の女性キャストのみで行われるブロードウェーミュージカル「CHICAGO」のミュージカル・セレクションズと、元宝塚トップスターたちの魅力を余すところなく詰め込んだオリジナル・ダンス・ショー「All New DANCIN’ CRAZY!」の2部構成。
 男役時代をほうふつさせる黒い燕尾服で登場した湖月は、「やっぱり黒燕尾を着ますと声も低くなってくるような自分がいるといいますかね、スイッチが入って来て。みなさんに愛をお届けできるような、そんなショーになればいいなと思っております」と男役風にあいさつした。

 黒いドレスを着こなした湖月と朝海のセクシーショットが目を引く公演のチラシを手にした報道陣から「このチラシの写真ときょう、随分違うんですけど。ご本人的にはどっちが似合うと思っていますか?」と質問が飛ぶと、湖月は「あの〜、正直落ち着くのはきょうの私でございます。でも、このチラシの私というのは退団後に培ってきた私でございますので、どちらもいとおしいです」と苦笑いで分析した。
 元娘役の風花は、司会者からあらためて女性が演じる男役と共演することについて尋ねられ、「女性がつくる男役と踊るときとは、このままの素でいくと私が強くなりすぎるの。もっとやわらかく、少しつつましく頑張るという感じですかね」と演技のポイントを解説した。

 司会者から「宝塚時代は我慢していたんですか?」と突っ込まれると「そんなことないです!我慢してないです」と大慌てで否定。「私、すごくスッとした体形の方と組ませていただくことが多かったので。あんまり娘役が幅を取るといけないかなと思っていたというのもありますので」としどろもどろに誤解を解こうとする風花に、男役の中では比較的大柄といえる湖月が「大丈夫よ!今回は安心して」と声をかけ、会場を沸かせた。

 2012年3月17日から20日まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、3月23日から25日まで東京・Bunkamuraオーチャードホールで開催される。